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今日は、園で4月生まれの子のお誕生会がありました。パルは3月生まれなのですが、先月は体調不良で出席できず、1ヶ月遅れでなんとか今回主役のひとりとなりました。 お誕生会では、誕生月の子どもたちが、かわいいボンボンつきのスモッグを着て、手作りの金ぴか王冠をかぶってみんなの前に座ります。普通の園と違うところは親がその横に座るところかな? ちょっと気恥ずかしいです。みんなでお誕生日の歌を歌い、担任の先生からひとり一人にカードが渡されます。愛情たっぷりのコメントがいつもうれしいです。そしてプレゼント。それから同じクラスの子どもたちとママからお祝いのメッセージを貼り付けた画用紙をいただきます。これがなによりうれしいかな。今までのも全部子ども部屋の壁に貼って、自分を元気づけたいときによく眺めるのです。 プレゼント渡しが終わると、私たちママから誕生会を開いてもらったお礼と感想を話すことになっています。今回、お誕生会を開いてもらうのは3度目ですが、泣きませんでしたよ〜。1回目と2回目は見事に撃沈して涙涙のコメント。まったくそんなつもりはなかったのに、「今日はこのようなお誕生会を開いていただいて…」というところで言葉が詰まっておりました。これは私だけでなく、ほとんどのママたちがそうです。出産時のこととか、病名を知らされた時とか、ショックと絶望で打ちひしがれた時のことが一気に心によみがえり、今ここまで元気になって一緒に過ごせていること、子どもが笑ってくれること、仲間がいること、あらゆることに感謝感謝という気持ちになります。「もしかして病院から出ることなんて無理かもしれない」と言った主治医を見事に裏切ったパル。子どもってほんとすごいですよ。無限の可能性を秘めています。いつだって生きることに一生懸命です。 パルを産んだとき、あまりに痛くて苦しくて、「いっそのこと私の息の根をとめてくれ〜」とほんとに思いましたけど、命って簡単に生まれてくるもんじゃない。だから簡単に消しちゃいけない。そう体で実感しました。そしてパルは、数え切れない人たちに支えられて今生きています。私だってそう。そんな当たり前のことだけど、その当たり前のすばらしさを気付かせてくれたパルに改めて今日感謝しました。ほんとに生まれてきてくれてありがとう。パパもママも君を本当に愛しています。 以前だんなさまが「いい話だよ」と送ってくれたもの。私もこうなりたいです。 あるご夫婦に赤ちゃんが生まれました。 両親は赤ちゃんに沢山の絵を見せていました。 けれど赤ちゃんは絵には少しも反応しません。 数ヵ月後”目が見えません”と告知されます。 両親は”目が見えないのなら沢山の音を聞かせて あげよう”と音楽を聞かせましたが、”耳も聞こえません” とお医者さんから言われてしまいます。その後 ”お子さんは成長はゆっくりです”と言われた時 ”じゃ、私達夫婦がこの子の後をいつも歩もう。 そうしたらこの子は最後じゃないから”
by dekakeyo
| 2006-04-28 23:57
| 娘・パルのあれこれ
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